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    壁があれば塗りたい。塗装職人の気質

    ときどき耳にする、「お客様のために」という言葉。

    簡単に使われているものですが、塗装業界においても例外ではありません。

     

    客商売なんだから当たり前

    様々な業者のホームページを見たり、職人のブログを見たりして気がつくのは、大抵のところで「お客様のために一生懸命に」とか、「お客様の立場で考え」「お客様に喜んでもらいたい」「お客様の笑顔のために」とか、とにかくお客様のことを第一にするという姿勢の『演出』が多くあります。

    しかし、一級建築塗装技能士という国家資格を持つ職人であればもちろんなのですが、「客商売」をしている限りはお客様のことを考えるのは当たり前のこと。むしろ、お客様が望んでいるのはそういうことではありません。

    職人として最も重要な精神や気質は、誰かのためにとか誰かを満足させるとか、そういうことではありません。

    本当に望まれる職人の特質

    それはむしろ、芸術家や工芸家、陶芸家が自分の生み出す作品とひたむきに向き合うことに似ています。

    そこに板があれば塗りたくなる。
    そこに壁があれば塗りたくなる。

    ドライバーが「乗るほど楽しい」ように、
    ミュージシャンが「演奏するほど楽しい」ように、
    スポーツ選手が「うまくプレーできるほど楽しい」ように、
    塗装屋は「塗るほど楽しい」でなければいけないと思うのです。

    特殊な素材の壁があれば「ここはどうすれば問題なく塗れるだろうか」と、塗りにくそうな場所があれば「どうすれば奥までしっかり塗れるだろうか」と、職人としての血が騒いでワクワクしてくるものなのです。

    そういう価値観で仕事をしていることが、最終的には良い仕事と成果につながり、それをお客様は喜んでくださるわけです。

    お客様への迎合ではなく、技術と腕の追求

    喜ばせることと腕を振るうこととは異なります。

    わかりやすいこと、親切なこと、人当たりが良いこと…。確かにお客様にとってメリットがないわけではありません。しかし、最も良い仕事をする職人は、良い意味でお客様よりも「自分にしっかりと向き合っている」「自分の腕と壁との戦い」という意識をしっかりと持っているものなんです。

    お客様を大切にするとはいえ、それは迎合することとは異なります。何よりも、技術と腕をしっかりと追求する姿勢こそが、お客様の満足度に貢献するのです。

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