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    複数業者の見積もりを取って何を見る?

    業者選びの際に、複数業者から見積もりをもらって比較検討するよう勧められることも多いのではないでしょうか。

    特に、インターネットを見ているとそのような意見がたくさん書かれています。

    もちろん、複数業者から見積もりを取ることに対して否定するわけではないのですが、それによって見ているものが「値段」であるとすれば、それは必ずしも最適とは言えないかもしれません。

     

    もちろん見積額差はあるけれど

    一番見えやすいのは、いくらで工事をしてもらえるかという見積額の差です。A社よりB社が安い、という。

    もちろん、「安い=悪い」と一概には言えないのですが、「安かろう、悪かろう」も一理あり……。

    そうなってくると、結局のところ、値段の高い低いではなく、工事の内容に注目しなければならないわけです。

    工程に違いはありませんか

    見積もりの内容をよく確認してみましょう。工程数が異なるとか、工程への手間と時間の掛け方に違いはあるでしょうか。

    プロとして仕事をしていれば、基本的には「掛かるところには時間も手間も掛かる」ので、その長さの違いをよく調べてみることが必要です。

    材料に違いはありませんか

    施工のコンセプト(機能性塗料を使うかなど)が異なることで、当然、使用する塗料にも違いが出て来るものです。

    値段の違いには、求める仕様を満たすための適格な塗料や材料を使っているかどうかが関係していることもあります。

    人工(にんく)の差はどこに?

    工程が一緒なのであれば、職人に支払われる給料・手数料はいかがでしょうか。

    もちろん、細かい数字は知らされていないかもしれません。しかし、逆算してみると、意外と職人の手間賃がいくらぐらいになるのかというのが見えてきたりします。

    全体のバランスを比較して

    つまり、見積もり比較をするということは、単純なお金の話ではなく、A社とB社の考え方の違いはどこにあるのか、それぞれがどこに重きを置いているのかというのを見極めるべきということです。

    そうして実際に比較していくと、それぞれがコンセプトやポリシーが異なるとはいえ、大方は決してボッタクリをしていたり悪質な数字を出しているわけではないということが見えてきたりします。

    もちろん、営業費というのがありますから、ここが大きな違いになることもあります。そうなって来ると、あとは好みということになったりもします。

    絶対額が高いか低いかではなく、「なぜこれが高い?」「なぜここが低い?」を比較しながら、その業者の数字の導き出し方に「無茶」がないかどうかを見極めることによって、悪徳業者に引っかからないようにすることが大切です。

    疑うことではなく、その業者の「個性」を見極めるのが、複数業社から見積もりを取る目的だと考えてみると良いと思います。

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